2017年7月1日土曜日

マンホールの蓋が新しくなった(木下恂)

・ブログ( ドッと混む・Knuhsの書斎 )から転載

 家の周辺道路で、最近マンホールの蓋が新しいものに交換されつつある。今日、いよいよ我が家の前の道路上でも、その交換作業が始まったようである。

  私は直前になって、記念のため古い蓋の写真を撮っておきたくなった。家の前ではもう作業中なので、隣の家の前にあるまだ交換作業に取り掛かっていない場所にあるマンホールの写真を撮ることにした。


 すると作業主任らしき人が近づいてきて挨拶をしてくれた。いい機会だと思い、いろいろ聞いてみた。

 新しいマンホールの蓋の文様を尋ねたら「普通のものですよ」とのこと。あの「ツツジ」と「ツバキ」の川崎市の新しいバージョンを期待していたのでちょっとがっかりしたが、途中用事があり外出から帰宅すると新しいものに交換されていた。見ると、やはり「ツツジ」と「ツバキ」の新しいバージョンだった。作業主任は「カラー版ではない普通のもの」という意味で言ったらしい。



 中央にある市の花「ツツジ」を、市章と7つの市の木「ツバキ」が囲んでいる。ツバキの数は7つの区を表しているらしい。花には7つの穴があるので雨水用マンホールであることが分かる。下部に「傘のマーク」と「16-M01」の文字が入っている。

 その下にある白いものがカギらしい。古いマンホールは自由に開けられたが、これは特別な工具がないと開けないようになっている。テロ行為に利用されないよう配慮されている。大雨でマンホールの蓋が飛ぶ事故がよくあるが、そういう心配はなくなったことになる。


 最近は、地域ごとに斬新なデザインのマンホールを作り互いに競い合っている。その写真を蒐集しているマニアもいるようだ。以下に示すようにカラー版にもいろいろなバージョンがある。私も蒐集してみようかな、とふと思った。