2018年3月21日水曜日

私の本棚(17):英英・英和・和英辞典


・ブログ (ドッと混む・Knuhsの書斎) から転載

── 英英・英和・和英辞典


 私の本棚を紹介します。

 第17回は、英英・英和・和英辞典を取り上げます。


 上掲写真で、右から順に、
(1)LONGMAN「COMPACT ENGLISH DICTIONARY 」、
(2)THE AMERICAN HERITAGE「SCHOOL DICTIONARY」、
(3)研究社「新和英大辞典」、
(4)研究社「新英和大辞典」、
(5)新編「英和活用大辞典」、
(6)熟語本位「英和中辞典」新増補版
(7)絵でひく英和大図鑑「ワーズ・ワード Word's Word」、
(8)研究社「新英和小辞典」、
(9)研究社「新リトル英和・和英辞典」

 普段はカバーを付けたままで、函(はこ)入りのものもあります。写真を撮るためすべて脱ぎ捨てて正装させました。

 普段の状態は以下に示す通りです。



 詳細は【解説欄】を参照してください。

【解説欄】

▼英英辞典
(1)LONGMAN「COMPACT ENGLISH DICTIONARY 」
 LONGMAN の英英辞典はボストン時代に購入した記憶があるのですが、それは現在行方不明になっています。どうやらこの写真のものは、娘が買ったものであるらしい。私はほとんど利用したことがない、というのがバレてしまったようです。


(2)THE AMERICAN HERITAGE「SCHOOL DICTIONARY」
 この辞書は、1972年にボストンで購入したものです。子供向けの挿絵が沢山ある辞書だったので、日本では手に入らないと思い購入しました。各ページの中央に図や写真が配置されていて大変に使い易い。昔からアメリカの教育現場では広く使われているものだそうです。

  

  
( 内容 )


▼和英辞典
(3)研究社「新和英大辞典」
 1970年に家内にプレゼントしたものです。私は仕事上で英作文をしなければならない場面が多かったので、自分でも使いたいと思い購入しました。文例が多いのも気に入っている点です。

 
( カバー付き )         ( カバーなし )  


( 内容 )

(4)研究社「新英和大辞典」
 これも1970年に家内にプレゼントしたものです。英和辞典と和英辞典とを対にして贈ったものらしいです。ほとんど私が使っていたのですが。プレゼントと称して、自分が欲しいものばかり購入していたふしがあります。困ったものですね。

 
( カバー付き )         ( カバーなし )  



( 内容 )


(5)新編「英和活用大辞典」
 この辞典は2007年に購入しました。普通の辞典と違って、各単語が慣例的にどのような語と結びついて用いられるか がすぐ分かるようになっています。沢山の文例を見ていると、自分が表現したい内容に近い英語表現法を発見するチャンスが増えるのです。大変便利なのですが、何しろ分厚くかつ重くて扱いに困ることが多かったようです。

 
( 函付き )


 
( 函なしカバー付き )       ( カバーなし ) 



( 内容 )


(6)熟語本位「英和中辞典」新増補版
 この辞典は1994年に購入しました。今まで研究社の辞書ばかり使っていたので、一度岩波書店のものも使ってみたいと思ったのです。“熟語本位”というタイトルにひかれて買いましたが、他の辞書とたいして変わらなかったようです。

 
( 函付き )       ( 函なし )



( 内容 )


(7)絵でひく英和大図鑑「ワーズ・ワード Word's Word」
 テーマごとに各部の名称を知ることができる辞典です。1994年に購入しました。日用品からスポーツ、人体、宇宙工学までテーマ別に細分化されていて、細部の名称を現わす約25,000の単語が収録されています。見ていて楽しい辞典です。



 
( 表表紙 )         ( 裏表紙 )



( 例:「写真」の各部の名称 )



( 例:「自転車」と「キャラバン」の各部の名称 )



( 例:「ゴシック様式の大聖堂」の各部の名称 )


▼英和・和英辞典
(8)研究社「新英和小辞典」
 コンパクトで使い易いので気に入っていた辞書ですが、5か月程の海外出張中に家の机の引き出しの中にしまっておいたところ、ネズミにかじられたらしく総革製の表紙がぼろぼろになってしまいました。それを捨てずに未練がましくいまだに持っているのです。

(9)研究社「新リトル英和・和英辞典」
 (8)と同じものに買い替えるのは何となく気が進まなかったので、英和辞典(市河三喜編)と和英辞典(岩崎民平編)を合わせた版を購入しました。今でも使っていますが、今や(8)と同じくらいぼろぼろになってしまいました。


▼本の詳細
(1)LONGMAN「COMPACT ENGLISH DICTIONARY 」:First published in Great Britain by the Longman Group UK Ltd, 1985. This edition published by Sohere, 1990. (c)1985 Longman Group Ltd,. Price U.K. £3.50, ISBN 0 7474 0727 4

(2)THE AMERICAN HERITAGE「SCHOOL DICTIONARY」:Published by AMERICAN HERITAGE PUBLISHING CO.,INC. and HOUGHTON MIFFLIN COMPANY, (c)1972 by American Heritage Publishing Co.,Inc. Price $ 7.50

(3)研究社「新和英大辞典」:(c)1954 by KENKYUSHA LIMITED. 勝俣銓吉郎編, 大正7(1918)年 第1版発行 昭和6(1931)年 第2版発行 昭和29(1954)年 第3版発行 昭和44(1969)年 発行, 研究社辞書部, (特製)定価 \3,000

(4)研究社「新英和大辞典」:(c)1960 by KENKYUSHA LIMITED. 昭和2(1927)年 第1版発行 昭和11(1936)年 第2版発行 昭和28(1953)年 第3版発行 昭和35(1960)年 第4版発行 昭和45(1970)年印刷, 研究社辞書部, 背革特製 定価 \3,800

(5)新編「英和活用大辞典」:(c)1995 by KENKYUSHA LIMITED. 初版 第1刷 1995年7月, 市川繁治郎 編集, 研究社, 定価 \16,480(本体\16,000) ISBN4-7674-1035-5 C0582

(6)熟語本位「英和中辞典」新増補版:(c)1936. 1933年3月15日 第1刷発行 1936年3月15日 増補新版第1刷発行 1952年4月10日 第10刷新増補発行 1993年9月7日 新増補版第39刷発行 , 齋藤秀三郎 著者 豊田實 増補者, 岩波書店, 定価 \4,500(本体\4,369) ISBN4-00-080006-X C0582

(7)絵でひく英和大図鑑「ワーズ・ワード Word's Word」:ジャン=クロード・コルベイユ, アリアン・アーシャンボウ著, 長崎玄弥監修, 株式会社 同朋舎出版, (c)1992 by Editions Quebec/Amerique Inc, 日本語版版権 (c)1993 株式会社 同朋舎出版. 定価 \4,900(本体4,757円), ISBN4-8104-1722-0 C0600

(8)研究社「新英和小辞典」:(c)1954 by KENKYUSHA LIMITED. 市川三喜編, 昭和33(1958)年5月10日 第1版印刷 昭和33(1958)年5月15日 第1版発行, 研究社辞書部, 総革特製 定価 \300

(9)研究社「新リトル英和・和英辞典」:(c)1953 by KENKYUSHA LIMITED. 市川三喜 岩崎民平 編, 1953年 初版発行 1960年 改訂新版発行 1968年印刷, 研究社辞書部, 総革特製 定価 \700




















































2018年2月26日月曜日

私の本棚(16):趣味の篆刻


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── 篆刻


 私の本棚を紹介します。

 第16回は、篆刻関係の本を取り上げます。


 上掲写真で、右から順に、
(1)「わかりやすい篆刻入門」、
(2)「印章教室 -その技法と鑑賞- 」、
(3)「篆刻字林」、
(4)「故宮寶笈 - 法書」、

となっています。最後の(4)は、篆刻とは直接関係のない本ですが、私は篆刻で参照することが多いので一緒に保管されています(詳細は【解説欄】を参照してください)。


【解説欄】

▼「わかりやすい篆刻入門」
 私が篆刻を始めたときに参考にした入門書です。必要な基礎知識はここから学びました。


わかりやすい篆刻入門


▼印章教室 -その技法と鑑賞-
 榊莫山による名著です。沢山の印影を見て参考にする積りだったのですが、真似るのも難しいものです。


印章教室 -その技法と鑑賞-


▼篆刻字林
 篆刻で用いる書体は独特のものです。普通、その書体のことを総称して「篆刻」という場合もあります。各文字ごとに篆刻の(今風に言えば)フォントが定義されています。そのため、専用の辞書があるのです。私は、篆刻を習っていた師に薦められてこの「篆刻字林」を購入しました。かなり高価な本ですが、篆刻をする人には必須のものです。

 最近はインターネット上に、文字を指定すると篆刻文字に変換表示してくれる便利なサイトがあります。しかし、辞典の頁をめくりながら、いろいろな書体の中から自分の気に入るものを捜すのもまた楽しいことです。



篆刻字林




篆刻字林の内容例(1)




篆刻字林の内容例(2)


▼故宮寶笈 - 法書
 「故宮寶笈 - 法書」というのは、國立故宮博物院に残る中国の昔の法律書をまとめたものです。この書には昔の法律が毛筆で書かれており、そこに各種の印影が登場するのです。昔の物ですから、現代ではあまり私の参考になるものはありませんが、見ていて楽しいのです。



故宮寶笈



故宮寶笈の内容例



▼本の詳細
(1) 「わかりやすい篆刻入門」(特製版):1976年12月20日 初版, 1979年2月20日 第4版 中村淳監修, 石野実・市川徳行・盛島高行 著 \1,300 株式会社 日本習字普及協会

(2) 「印章教室 -その技法と鑑賞- 」:1978年6月20日 第1版第1刷発行, 榊莫山 著 \3,500 創元社

(3) 「篆刻字林」:1979年2月10日 印刷, 1979年2月20日 発行, 服部畊石 編 \15,500 三圭社

(4) 「故宮寶笈 - 法書 國立故宮博物院 印行:中華民國七十四年九月(1985年9月)初版, 中華民國七十七年九月(1988年9月)再版, 中華民國新聞局登記證局版臺業字第2621號, 編輯者:國立故宮博物院編輯委員會, 出版者:國立故宮博物院




















































2018年2月24日土曜日

私の本棚(15):モンテ・クリスト伯


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── モンテ・クリスト伯


 私の本棚を紹介します。


 第15回は、モンテ・クリスト伯を取り上げます。


 上掲写真で、右から順に、
(1)「モンテ・クリスト伯(一)」から(7)「モンテ・クリスト伯(七)」までの全七巻です。言わずと知れた文豪アレクサンドル・デュマの名作である。


アレクサンドル・デュマ(Alexandre Dumas)
(Wikipedia から引用)


【解説欄】

▼モンテ・クリスト伯
 私は少年時代に「モンテ・クリスト伯」を読んだ積りになっていた。いや、もっと正確に書くと、少年少女向け全集の中の「巌窟王」というタイトルの本で読んで以来、今日までずっと「モンテ・クリスト伯」は読んだ! と思っていたのだ。ところが、以下に示す新聞記事「古典百名山」の桜庭一樹氏の文章を読んで、全くの勘違いをしていたらしいことに気が付いた。

 文中にあるように、これは「愛と友情、恋人、親子、師と弟子、裏切りと成長、復讐、歴史、そして未来‥‥」をテーマとした一大長編小説だったのである。これは、しっかりと読み直さねばなるまい。私は今、子供時代に大変な忘れ物をしてきたような気分になっている。

 「三銃士」も読んだが、これすらも「ダルタニャン物語」のほんの一部であったらしい。これらも読み直すとすると、これはもっともっと長生きしなければならんぞ、どうする!



▼本の詳細
(1) 「モンテ・クリスト伯(一)」:1956年2月5日 第1刷発行, 2007年12月18日 第77刷改版発行, 2017年5月8日 第91刷発行 アレクサンドル・デュマ 作, 山内義雄 訳, 定価(本体 \860+税) 株式会社 岩波書店 ISBN4-00-325331-0 C0197

(2) 「モンテ・クリスト伯(二)」:1956年2月25日 第1刷発行, 2007年12月18日 第74刷改版発行, 2016年12月26日 第86刷発行 アレクサンドル・デュマ 作, 山内義雄 訳, 定価(本体 \940+税) 株式会社 岩波書店 ISBN4-00-325332-9 C0197

(3) 「モンテ・クリスト伯(三)」:1956年3月5日 第1刷発行, 2007年12月18日 第71刷改版発行, 2017年4月5日 第83刷発行 アレクサンドル・デュマ 作, 山内義雄 訳, 定価(本体 \940+税) 株式会社 岩波書店 ISBN4-00-325333-7 C0197

(4) 「モンテ・クリスト伯(四)」:1956年7月5日 第1刷発行, 2007年12月18日 第71刷改版発行, 2016年9月5日 第82刷発行 アレクサンドル・デュマ 作, 山内義雄 訳, 定価(本体 \900+税) 株式会社 岩波書店 ISBN4-00-325334-5 C0197

(5) 「モンテ・クリスト伯(五)」:1956年8月25日 第1刷発行, 2007年12月18日 第70刷改版発行, 2016年9月15日 第81刷発行 アレクサンドル・デュマ 作, 山内義雄 訳, 定価(本体 \860+税) 株式会社 岩波書店 ISBN4-00-325335-3 C0197

(6) 「モンテ・クリスト伯(六)」:1956年9月25日 第1刷発行, 2007年12月18日 第68刷改版発行, 2017年4月5日 第80刷発行 アレクサンドル・デュマ 作, 山内義雄 訳, 定価(本体 \860+税) 株式会社 岩波書店 ISBN4-00-325336-1 C0197

(7) 「モンテ・クリスト伯(七)」:1957年1月25日 第1刷発行, 2007年12月18日 第69刷改版発行, 2016年10月25日 第80刷発行 アレクサンドル・デュマ 作, 山内義雄 訳, 定価(本体 \940+税) 株式会社 岩波書店 ISBN4-00-325337-X C0197




















































2018年2月23日金曜日

私の本棚(14):The Macintosh Bible


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── The Macintosh Bible


 私の本棚を紹介します。
 第14回は、The Macintosh Bibleを取り上げます。


 The Macintosh Bibleは、Macintosh の利用者が手元に置いて使うガイド本ですが、Macintoshを持っていない私がガイド本を購入した理由は、当時 時代の最先端を行くマン・マシン・インターフェース技術を学ぼうと思ったのです。



【解説欄】

▼The Macintosh Bible
 たかが、Macintosh のガイド本に対して“Bible”などと言う恐れ多い名前を付けたために法王庁(バチカン)からクレームが付いたという噂を聞いた記憶があります。今回、ここで紹介するに先立ち、その真否を調べてみましたが情報の出所を確認することはできませんでした。ご存知の方がおられたらご教示ください。

 暇なときに開き、拾い読みをして知識を広げるには最適な本でした。



 この分厚さを見てください。圧倒されますね。決して全部読もう、などと考えてはいけません。





▼本の詳細
(1)「The Macintosh Bible THIRD EDITION[日本語版] 」:1991年9月1日 初版第1刷発行, 1991年11月1日 初版第2刷発行 Sharon Zardetto Aker 著, 床田亮一 訳, \4,500 株式会社技術評論社, ISBN4-87408-450-8 C3055




















































2018年1月22日月曜日

私の本棚(12):著者謹呈された本


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── 著者謹呈された本( 氏家先生の御本もあります! )


 私の本棚を紹介します。

 第12回は、私が著者謹呈された本を取り上げます。


 上掲写真で、右から順に、

(1)「余白」:松下重悳氏から
(2)「伝馬船」:松下重悳氏から
(3)「言葉の科学」:松下重悳氏から
(4)「Yohaku」:松下重悳氏から
(5)「ボストン・ライフ」:三好彰氏から
(6)「PROGRAMMING」:Dr.Maurerから
(7)「コンパイラ入門」:小田一博氏から
(8)「人文科学の FORTRAN77」:西村恕彦氏から
(9)「論考集:紋章とモットー」:船津剛男氏から
(10)「星霜九十年 私の歩んだ道」:齋藤清吉氏から
(11)「雪の野望」:木下利和氏から
(12)「句集 光と影」:氏家飄乎(本名 文昭)氏から

となっています(詳細は【解説欄】を参照してください)。

 その他、著者献呈された本としては以下のものがありますが、これらは既に当欄『私の本棚』の(6)と(9)で紹介したので、ここでは取り上げませんでした。

安井収蔵氏による 「当世美術界事情」、「当世美術界事情Ⅱ」
升尾梅世氏による 一連の「ナンバープレース問題集」


【解説欄】

著者謹呈された本

松下重悳氏から贈られた本
 会社の上司である松下重悳氏が、在職中に自費出版されたものです。

余白は、著者が業務報告の末尾に俳句を添えることを習慣としていたので、その7年間の成果をまとめたものです。各句ごとにそれを詠んだ時の状況と、その句と関連する業務上の出来事とが書き添えられています。

伝馬船は、著者の体験的随筆集です。私の感想ですが、自叙伝的なところも多々含まれているので尊敬する上司の生い立ちが分かり大変興味深く読みました。

言葉の科学は、超一級の英語の使い手である著者が、長年苦労して体得した英語上達の秘訣を公開してくれた本です。特に普段から日本語をよく理解し、愛着を持ち、大事にしなければいけないと主張されている方の書いたものですから尚更説得力があります。
 今回、久しぶりにこの本を取り上げて開いてみたところ、メール交換の記録をプリントした用紙が挟まれていました。確か、内容に関して疑問点のやり取りがあり、その経緯を記録したものでした。久しぶりにそれを読み返しながら、しばし昔の思い出にふけりました。

Yohakuは、先の「余白」の公開後に作られた俳句(約3年分)が盛り込まれています。今回は、日本語版と英語版が対になっています。もちろん俳句も英語になっています。これは見ものです。


松下重悳氏による
「Yohaku」,「言葉の科学」,「伝馬船」,「余白」


三好彰氏から贈られた本
 (5)「ボストン・ライフは、会社の同僚 三好彰氏が、米国ボストンに3年間駐在した間の体験を記した本です。


三好彰氏による「ボストン・ライフ」


W. Douglas Maurer から贈られた本
(6)「PROGRAMMINGは、Dr. W. Douglas Maurer(UC Berkeley)から贈られたプログラミングの入門書です。
 1968年に米国サンフランシスコにあるソフトウェア会社で研究開発をしていた頃、Dr.Maurerからコンパイラの最適化処理について短期間の指導を受けました。その際に、できあがったばかりの彼の著書を贈られたのです。

 不思議なことに、この本には価格が記されていません。「an introduction to computer languages and techniques」という副題が付いていることから分かるように、多くの教育現場でプログラミングテキストとして利用されている素晴らしい本なのですが。


Dr.W. Douglas Maurerによる
「PROGRAMMING: an introduction to
computer languages and techniques」


 新米プログラマへの、心の籠ったメッセージとサインを見返し部分に書いてくれました。



小田一博氏から贈られた本
(7)「コンパイラ入門は、会社の同僚 小田一博氏の労作です。プログラム言語FORTRANをベースとしてコンパイラ作成法を詳述した398頁の大著です。今ではなかなか手に入らない貴重な文献と言えるでしょう。何しろ、著者本人の手元にも、もはや残っていないそうですから、これから益々価値が増していくかもしれません。


小田一博氏による
「コンパイラ入門」


西村恕彦氏から贈られた本
(8)「人文科学の FORTRAN77
 西村恕彦氏(東京農工大学教授(当時))から贈呈されました。受取日が1979-1-22となっているので、昔の手帳で調べたら情報処理学会のSC5 FORTRAN委員会の場で頂いたものと思われます。


西村恕彦氏による
「人文科学の FORTRAN77」


 その後配られた正誤表が添付されています。


西村恕彦氏による正誤表メモ


船津剛男氏から贈られた本
(9)「論考集:紋章とモットーは、会社の同僚である船津剛男氏から贈呈されたものです。
 故船津剛男氏は、コンピュータ関係の仕事の傍ら紋章学の熱心な研究者であり、私家版としてA4版の「論考集:紋章とモットー」という大著をものされました。病気のため入院される直前に手渡されたものです。

 残念ながら論考集は未完であり「論考その1」から始まって「論考その5」の途中までで終わっています。詳しくは【素歩人徒然】「大統領の紋章」を参照してください。


船津剛男氏による
「論考集:紋章とモットー」


齋藤清吉氏から贈られた本
(10)「星霜九十年 私の歩んだ道は、義父齋藤清吉氏から頂きました。義父が、自らの歩んだ道を振り返り自分史としてまとめたものです。


齋藤清吉氏による
「星霜九十年 私の歩んだ道」


木下利和氏から贈られた本
(11)「雪の野望は、会社の同僚である木下利和氏から頂きました。私にとっては、故木下利和氏は同僚というより戦友と呼んだ方がよいかもしれません。彼が退職後に執筆したものですが、こういう小説を書く才能を持っていたのかと少なからず驚かされました。


木下利和氏著による
「雪の野望」


氏家飄乎(本名 文昭)氏から贈られた本
(12)「句集 光と影は、戸山高校の恩師 氏家文昭先生から贈られたものです。故氏家先生の俳号は飄乎です。詳しい記録は残されていないのですが、2003年の5月以降に郵送されてきたものです。


氏家飄乎(本名 文昭)氏による
「句集 光と影」


▼本の詳細
(1)「余白」 :1990年9月30日発行 松下重悳著, 非売品
(2)「伝馬船」 :1992年5月31日発行 松下重悳著, 非売品
(3)「言葉の科学」 :1992年11月30日発行 松下重悳著, 非売品
(4)「Yohaku」 :1993年9月30日発行 松下重悳著, 非売品

(5)「ボストン・ライフ」:2002年1月 発行 三好彰著, 非売品

(6)「PROGRAMMING: an introduction to computer languages and techniques」 :WARD DOUGLAS MAURER, (c)1968 by Holden-Day,Inc.

(7)「コンパイラ入門 ━文法から設計・製作まで」:1971年7月10日 第1版第1刷発行 小田一博著, \3,300 日本評論社

(8)「人文科学の FORTRAN77」:1978年11月30日 初版 西村恕彦著, \1,800 東京大学出版局

(9)私家版「論考集:紋章とモットー」The studies on Heraldry and Mottoes
:1999年1月 発行 船津剛男著, 非売品

(10)「星霜九十年 私の歩んだ道」:1998年11月30日 第1刷発行 齋藤清吉著, 非売品 朝日新聞出版サービス

(11)「雪の野望」:2000年6月30日 発行 木下利和著, \1,600(税別) 新風舎 ISBN4-7974-1295-X C0093

(12)「句集 光と影」:2003年5月3日 発行 氏家飄乎(本名 文昭)著, 頒価 \1,500(税込) 杜鵑花発行所




















































2018年1月20日土曜日

私の本棚(11):ジョン・グリシャム


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── ジョン・グリシャム


 私の本棚を紹介します。

 第11回は、ジョン・グリシャムを取り上げます。

 グリシャムと言えば、リーガルサスペンス物の作家として有名です。


 右から順に、ハードカバーの本だけを購入順に並べてみました。なお、先頭の括弧付きの(番号)は【解説欄】に示したとおり、原著の出版順に番号付けしたものです。

(1)「法律事務所」
(2)「ペリカン文書」
(3)「依頼人」
(6)「原告側弁護人」
(7)「陪審評決」
(8)「パートナー」
(9)「路上の弁護士」
(10)「テスタメント」
(13)「ペインテッド・ハウス」



 文庫版なので上下2巻に分かれています。

(4)「処刑室(上)」,(5)「処刑室(下)」
(20)「大統領特赦(上)」,(21)「大統領特赦(下)」
(18)「最後の陪審員(上)」,(19)「最後の陪審員(下)」
(22)「無実(上)」,(23)「無実(下)」



 ハードカバーですが上下2巻に分かれています。

(11)「裏稼業(上)」,(12)「裏稼業(下)」
(14)「召喚状(上)」,(15)「召喚状(下)」
(16)「甘い薬害(上)」,(17)「甘い薬害(下)」
(24)「奇跡のタッチダウン(上)」,(25)「奇跡のタッチダウン(下)」



【解説欄】

▼リーガルサスペンスとは
 “法律(リーガル)サスペンス”とは、弁護士、検事、陪審員などが主人公で、主に裁判所や法廷を舞台として展開される分野の小説を指します。これを一般に“リーガルサスペンス”と呼んでいるようです。

▼「法律事務所」
 「法律事務所」の原題は(THE FIRM)ですが、正式に出版社が決まる前にハリウッドが映画化権の取得に動いたということで話題になりました。1991年に出版されるやすぐさまベストセラーとなりました。

 グリシャム作品の特徴は、何んと言ってもスピーディーな物語展開にあります。専門知識を巧みに利用して、法律と財務の世界を背景にした読み出したらやめられない、手に汗握るサスペンスの世界に没入することができます。


 日本では1992年に出版されたようですが、私が読んだのは1994年頃だと思います。余りの面白さに、以来熱烈なグリシャムファンとなってしまいました。しかし何んと言っても本当に面白かったのは、最初の(1)「法律事務所」から(10)「テスタメント」までの8冊ですね。

 以前、私が大学で教えていた頃のことですが、グリシャムでは面白い経験をしました。
 授業の始まる時間まで先生方は教員控室で適当に空席を見つけて座って待っているのですが、私の隣の席に英文テキストが置いてあったのです。持ち主は英語の教師でたまたま席を外していました。

 どんなテキストを使っているのかと興味を持ち、ふと表紙を見ると 何んとそれはグリシャムの作品でした。確か「THE FIRM」だったと思います。半期の授業で読み切るには無理のあるボリュームでした。教科書としては面白いテキストですが、途中までしか読みきれないだろうなと思いました。サスペンス小説を読んで来て、授業の終りで投げ出されてしまうのでは学生も気の毒だなと思った記憶があります。興味のある人は自分で読み続けなさい、ということでしようか。

 それにしても、私の学生時代の英語の授業で使われたテキストはヘミングウェイの「老人と海」などが主流でしたから、今やグリシャムもそのレベルに来たのかなぁと思った次第です。

▼その他の作品
 (13)の「ペインテッド・ハウス」はリーガルサスペンス物ではなく、ベストセラー作家としての地位を確立したグリシャムが、その枠を超えようと新境地に挑戦した作品と言われています。私は好きな作品なのですが、後続する作品は出てこなかったですね。

 (24,25)「奇跡のタッチダウン」は、アメリカン・フットボールをテーマにした作品です。これも私は好きなんですがアメリカン・フットボールのルールに詳しくない人には分からないかもしれません。




(John Grisham)
ジョン・グリシャム



▼本の詳細
(1)「法律事務所」THE FIRM (c) 1991 by John Grisham :1992年7月20日初版発行 1994年4月25日第23刷発行 ジョン・グリシャム著, 白石朗訳, \2,200(本体\2,136) 株式会社新潮社 ISBN4-10-525001-9 C0097

(2)「ペリカン文書」THE PELICAN BRIEF (c) 1992 by John Grisham :1993年2月20日初版発行 1993年11月25日第8刷発行 ジョン・グリシャム著, 白石朗訳, \2,200(本体\2,136) 株式会社新潮社 ISBN4-10-525002-7 C0097

(3)「依頼人」THE CLIENT (c) 1993 by John Grisham :1993年12月20日初版発行 1994年1月25日第3刷発行 ジョン・グリシャム著, 白石朗訳, \2,600(本体\2,524) 株式会社新潮社 ISBN4-10-525003-5 C0097

(4)「処刑室(上)」THE CHAMBER(vol.Ⅰ) Auther : John Grisham (c) 1994 by John Grisham :1997年2月1日初版発行 ジョン・グリシャム著, 白石朗訳, \680(本体\660) 株式会社新潮社 ISBN4-10-240909-2 C0197
(5)「処刑室(下)」THE CHAMBER(vol.Ⅱ) Auther : John Grisham (c) 1994 by John Grisham :1997年2月1日初版発行 ジョン・グリシャム著, 白石朗訳, \680(本体\660) 株式会社新潮社 ISBN4-10-240910-6 C0197

(6)「原告側弁護人」THE RAINMAKER (c) 1995 by John Grisham :1996年9月25日初版発行 ジョン・グリシャム著, 白石朗訳, \2,600(本体\2,524) 株式会社新潮社 ISBN4-10-525005-1 C0097

(7)「陪審評決」THE RUNAWAY JURY (c) 1996 by John Grisham :1997年10月30日初版発行 ジョン・グリシャム著, 白石朗訳, \2,300(税別) 株式会社新潮社 ISBN4-10-525006-X C0097

(8)「パートナー」THE PARTNER (c) 1997 by John Grisham :1998年10月25日初版発行 ジョン・グリシャム著, 白石朗訳, \2,300(税別) 株式会社新潮社 ISBN4-10-525007-8 C0097

(9)「路上の弁護士」THE STREET LAWYER (c) 1998 by John Grisham :1999年10月25日初版発行 ジョン・グリシャム著, 白石朗訳, \2,200(税別) 株式会社新潮社 ISBN4-10-525008-6 C0097

(10)「テスタメント」THE TESTAMENT (c) 1999 by John Grisham :2001年1月30日初版発行 ジョン・グリシャム著, 白石朗訳, \2,400(税別) 株式会社新潮社 ISBN4-10-525003-5 C0097

(11)「裏稼業(上)」THE BRETHREN (c) 2000 by John Grisham :2000年10月1日第1刷発行 ジョン・グリシャム著, 天馬龍行訳, \1,200(税別) 株式会社アカデミー出版 ISBN4-900430-88-9 C0097
(12)「裏稼業(下)」THE BRETHREN (c) 2000 by John Grisham :2000年10月1日第1刷発行 ジョン・グリシャム著, 天馬龍行訳, \1,200(税別) 株式会社アカデミー出版 ISBN4-900430-89-7 C0097

(13)「ペインテッド・ハウス」A PAINDED HOUSE (c) 2001 by John Grisham :2003年11月20日初版第1刷発行 ジョン・グリシャム著, 白石朗訳, \2,400(税別) 株式会社小学館 ISBN4-09-356322-5 C0097

(14)「召喚状(上)」THE SUMMONS (c) 2002 by John Grisham :2002年9月15日第1刷発行 ジョン・グリシャム著, 天馬龍行訳, \1,200(税別) 株式会社アカデミー出版 ISBN4-86036-006-0 C0097
(15)「召喚状(下)」THE SUMMONS (c) 2002 by John Grisham :2002年9月15日第1刷発行 ジョン・グリシャム著, 天馬龍行訳, \1,200(税別) 株式会社アカデミー出版 ISBN4-86036-007-9 C0097

(16)「甘い薬害(上)」THE KING OF TORTS (c) 2003 by John Grisham :2008年2月20日第1刷発行 ジョン・グリシャム著, 天馬龍行訳, \1,143(税別) 株式会社アカデミー出版 ISBN978-4-86036-037-5 C0097 (17)「甘い薬害(下)」THE KING OF TORTS (c) 2003 by John Grisham :2008年2月20日第1刷発行 ジョン・グリシャム著, 天馬龍行訳, \1,143(税別) 株式会社アカデミー出版 ISBN978-4-86036-038-2 C0097

(18)「最後の陪審員(上)」THE LAST JUROR(vol.Ⅰ) Auther : John Grisham (c) 2004 by Belfry Holdings,Inc. :2008年1月1日初版発行 ジョン・グリシャム著, 白石朗訳, \667(税別) 株式会社新潮社 ISBN978-4-10-240923-7 C0197
(19)「最後の陪審員(下)」THE LAST JUROR(vol.Ⅱ) Auther : John Grisham (c) 2004 by Belfry Holdings,Inc. :2008年1月1日初版発行 ジョン・グリシャム著, 白石朗訳, \667(税別) 株式会社新潮社 ISBN978-4-10-240924-4 C0197

(20)「大統領特赦(上)」THE BROKER(vol.Ⅰ) Auther : John Grisham (c) 2005 by Belfry Holdings,Inc. :2007年3月1日初版発行 ジョン・グリシャム著, 白石朗訳, \667(税別) 株式会社新潮社 ISBN978-4-10-240921-3 C0197
(21)「大統領特赦(下)」THE BROKER(vol.Ⅱ) Auther : John Grisham (c) 2005 by Belfry Holdings,Inc. :2007年3月1日初版発行 ジョン・グリシャム著, 白石朗訳, \667(税別) 株式会社新潮社 ISBN978-4-10-240922-0 C0197

(22)「無実(上)」The Innocent Man; by John Grisham (c) 2006 by Bennington Press,LCC :2008年3月10日初版第1刷発行 ジョン・グリシャム著, 白石朗訳, \762(税別) ゴマブックス株式会社 ISBN978-4-7771-5037-3 C0197
(23)「無実(下)」The Innocent Man; by John Grisham (c) 2006 by Bennington Press,LCC :2008年3月10日初版第1刷発行 ジョン・グリシャム著, 白石朗訳, \762(税別) ゴマブックス株式会社 ISBN978-4-7771-5038-0 C0197

(24)「奇跡のタッチダウン ━報酬はピッツァとワインで━ (上)」Playing for Pizza (c) 2007 by Belfry Holdings,Inc. :2008年10月10日初版第1刷発行 ジョン・グリシャム著, 白石朗訳, \1,800(税別) ゴマブックス株式会社 ISBN978-4-7771-0988-3 C0097
(25)「奇跡のタッチダウン ━報酬はピッツァとワインで━ (下)」Playing for Pizza (c) 2007 by Belfry Holdings,Inc. :2008年10月10日初版第1刷発行 ジョン・グリシャム著, 白石朗訳, \1,800(税別) ゴマブックス株式会社 ISBN978-4-7771-0989-0 C0097